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北方四島ビザなし交流 視察旅行

前略 

暑い毎日ですが如何お過ごしですか? 

無理をして体調を壊したりしない様に健康には十分留意して下さい。

 さて、私儀 7月1日から7月5日迄、北方領土返還を求める日本政府の事業に行ってまいりました。

その名も「北方四島ビザなし交流訪問事業」!主体は北連協(北方領土返還要求運動連絡協議会)で、総勢65名が参加しました。

五日間お世話になる我々のねぐら、“ROSA RUGOSA”(500トン)という船にて根室港を7/1出発して4時間で国後島に到着しました。

そこで入域(入国の意)手続きを済ませ艀を使い上陸を果たしました。

写真の尖った岩は、国後島にあるロウソク岩(ロシア名:悪魔の指)で、観光地の一つだそうです。

島民達の温かい出迎えを受け、とても嬉しく思う気持ちと同時に、何故この島に日本人が暮らせないのかという悔しさを感じたのは私だけではないでしょう。

その夜出港して12時間をかけ無事に択捉島に到着できました。

二日間択捉島に滞在しましたが、その同時期になんとロシア政府は軍事演習を択捉島で実施していたのです!

日本政府も岡田外相も遺憾の意を表明していたのですが、お構いなしに強行したわけです。

なんという横暴か、あの国の民族性が伝わります・・・

元島民の方々とも意見交換したのですが、新しい住宅が丘の上に立ち並び、道路網等インフラ整備も着々と進んでいて以前とは比較にならない程で、益々北方四島の返還は遠のいて行く思いとのことでした。

元島民である日本人の墓地では清掃をさせて頂き線香もあげさせて頂きました。

国後島にある古釜布(フルカマップ)墓地です。

その間中、雨模様も我々一行の活動の為一時中断です。

摩訶不思議!

7/5朝、国後島にて出域(出国の意)の手続きを済ませ、一路 根室港に向け北方四島を後にしました。

後ろ髪を引かれるような思いで振り向くと、なんと美しく素敵な島でしょう!

自然の恵み、緑の山々、小高い丘、きれいな海、機会があれば是非もう一度行きたいものです。そして、なんとしても取り返さねばならない日本の領土です!

帰途 クジラに二度、イルカに一度遭遇しました。お別れを言いに来たのかなあ? 

もう感無量也!!         早々

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